平成28年度 新潟県立中央 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 1119 290 274 487 615 787 2052 2271 1968 436
当院は周産期母子医療センターとしてNICUを持ち、新生児医療を行っているため10歳以下の小児入院が約１割を占めています。地域の高齢化に伴い80歳以上の患者さんも約2割を占めています。がん診療連携拠点病院として多くの悪性疾患に対しての診断・治療を行うとともに、救急救命センターを備え脳卒中、心疾患、外傷などの救急医療に携わっているため患者さんの年齢階級に大きな特徴は認めません。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　手術・処置等２ なし 138 8.55 9.02 0 73.66
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 114 12.22 11.06 8.77 76.64
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 100 12.62 12.35 3 72.78
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 91 22.71 21.25 23.08 83.53
040110xxxxx0xx 間質性肺炎　手術・処置等２ なし 71 23.1 19.92 8.45 74.32
当院では内科として呼吸器・消化器・血液・腎臓・内分泌の各分野の専門医が診療にあたっています。
呼吸器内科では悪性疾患（非小細胞肺癌、小細胞肺癌）呼吸器感染症（肺炎、胸膜炎）気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)をはじめ呼吸器疾患全般の診療に対応しています。
消化器内科は、①消化管疾患、②胆膵疾患、③肝臓疾患の３領域の最先端診療に積極的に取り組んでいます。特に地域がん診療連携拠点病院として、消化器がんに対する診断および治療に力を入れています。
血液内科では血液の腫瘍性疾患である急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫の診断、治療、鉄欠乏性貧血、ビタミンＢ12欠乏性貧血、骨髄異形成症候群や再生不良性貧血などの各種貧血、特発性血小板減少性紫斑病などの出血性疾患、血友病などの先天性疾患の診断と治療に積極的に取り組んでいます。
腎臓内科では糸球体腎炎（無症候性血尿・蛋白尿、ネフローゼ症候群)、糖尿病性腎症、慢性腎臓病（ＣＫＤ）など、腎疾患の診断と治療を行っています。
内分泌内科では甲状腺の機能亢進をきたすバセドウ病、甲状腺機能低下をきたすこともある慢性甲状腺炎（橋本病）や甲状腺腫瘍の診断・治療、代謝領域の代表的な疾患としての糖尿病の治療を行っています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 45 18.76 16.54 53.33 70.8
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 18 17.33 16.73 38.89 75.22
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 １あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2 15 19.73 18.76 26.67 78.8
010230xx99x00x てんかん　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 15 4.73 7.12 0 61.73
010061xxxxx0xx 一過性脳虚血発作　手術・処置等２ なし 14 5.36 6.38 0 70.5
神経系（脳、脊髄、末梢神経、筋肉など）に器質的変化があって症状を出している患者さんすべてを扱います。脳や脊髄の病気としては脳梗塞、脳出血、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、髄膜炎、多発性硬化症、緊張性頭痛、片頭痛、てんかん、など、末梢神経の病気としては多発性神経炎、神経痛など、筋肉の病気としては多発性筋炎、重症筋無力症、筋ジストロフィー症など、その他として頸椎症、腰椎症などです。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 201 3.22 3.06 0.5 69.84
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 120 5.53 4.71 0 71.08
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２ なし 60 5.73 5.51 0 59.85
050210xx97000x 徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１ なし、１,３あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 53 10.43 11.38 0 80.02
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞　その他の手術あり　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 44 12.91 13.02 0 67.7
循環器内科は２４時間救急に備えています。急変の危険性がある重症の心疾患の患者さんは、救命救急センターに設置されたCCU,ICU(集中治療室)で、十分に安定するまで慎重かつ厳重な観察がなされます。治療は一般的な医療はもちろん高度先進医療のほとんどを行っています。 詰まった心臓の冠動脈を広げるバルーン療法や、ステント療法、 放って置くと危険な不整脈は、カテーテルアブレーションという高周波を用いた方法で根治させることも可能ですし、永久ペースメーカー、植え込み型除細動器などで突然死を予防します。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 153 7.35 6.18 0 0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）　定義副傷病 なし 143 6.49 6.02 1.4 1.73
0400801199x00x 肺炎等（1歳以上15歳未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 76 6.29 5.79 0 5.83
030270xxxxxxxx 上気道炎 75 4.59 4.83 0 2.2
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重1500g以上2500g未満）　手術なし　手術・処置等２ なし 71 10.44 11.55 0 0
小児科の入院病床は小児病棟２４床を主体とし、喘息や肺炎・気管支炎等の呼吸器疾患、胃腸炎・脱水等の胃腸疾患・その他、腎疾患、膠原病疾患、神経疾患、血液・腫瘍疾患、内分泌・代謝疾患、循環器疾患など、多岐に渡っています。併設する新生児集中治療室（ＮＩＣＵ）には６台のレスピレーター及び１１台の保育器を常備しＮＩＣＵ６床、ＧＣＵ１０床の合計１６床で新生児疾患の集約的な治療を行っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍　胃切除術　悪性腫瘍手術等　手術・処置等２ なし 62 15.98 17.65 0 68.94
060035xx01000x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 57 14.14 15.92 0 71.04
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等　手術・処置等２ なし 46 8.41 10.3 0 62.61
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 44 8.14 9.08 0 67.05
060150xx99xx0x 虫垂炎　手術なし　定義副傷病 なし 35 10 6.91 0 54.06
外科では消化管疾患（食道・胃・十二指腸・小腸・結腸・直腸・肛門）、肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓といった腹腔内臓器、乳腺などの疾患に対しての手術治療を行います。がん診療連携拠点病院として悪性疾患に対しての手術的治療・化学療法を関連各科との連絡を密にしながら行っています。
当院は救命救急センターを持つ地域の基幹病院であり、腹部外傷をはじめ腹膜炎・腸閉塞・急性虫垂炎などの腹部救急に対しては拘束番を設け２４時間体制で迅速な対応をとっています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍　手術あり　手術・処置等２ なし 81 9.67 12.73 0 69.47
040200xx01x00x 気胸　肺切除術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 24 5.71 10.09 4.17 40.88
040200xx99x00x 気胸　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 12 2.92 9.14 0 45.33
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成　手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 12 13.33 31.34 16.67 74.08
160450xx99x1xx 肺・胸部気管・気管支損傷　手術なし　手術・処置等２ あり 10 5.4 11.36 20 64.1
肺癌の治療が主たる役割です。肺癌は、年間約６０件から１００件の手術を行っています。手術前の画像検査で、臨床病床からＩＡ～ⅢＡの一部までが肺がん手術の対象となります。肺がんの手術治療は条件が整えばカメラ（胸腔鏡）を用いてキズを小さくして手術します。
転移性肺腫瘍に対しては原発臓器の主治医より依頼があったときに切除を行います。
自然気胸は何らかの原因で肺に損傷が起こり、肺が縮む病気です。気胸が再発する、あるいは３日間持続ドレナージを行っても損傷部位が治らないときには、手術治療を考慮します。
胸部外傷は80%が多発肋骨骨折を伴う外傷性血胸あるいは外傷性気胸です。緊急の症例に対しての対応も行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　手術・処置等１ なし、１あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 13 6.46 5.85 0 76.15
050080xx01010x 弁膜症（連合弁膜症を含む。）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 なし 13 27.31 24.7 0 68
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　ステントグラフト内挿術　手術・処置等２ なし 10 11 12.74 0 78.5
050161xx9901xx 解離性大動脈瘤　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ １あり - - 23.16 - -
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤　その他の手術あり　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 なし - - 28.23 - -
狭心症に対しての冠動脈バイパス手術を行います。循環器内科、麻酔科と合同で検討し、治療法、術式を決定しています。
心臓弁膜症　内科的治療で心臓の負担が取り切れない場合、弁形成術や弁置換術を行います。
閉塞性動脈硬化症は、薬物治療、運動療法が基本ですが、症状が改善しない場合、血行再建術（血管拡張術、バイパス術）を行います。
大動脈瘤は、破裂した場合、突然死の危険性もあり、救命率は著しく低下します。そのため破裂前の治療が原則となります。開胸や開腹による大動脈瘤切除、人工血管置換術や、血管内治療（ステントグラフト内挿術）で治療を行います。
下肢静脈瘤の治療は弾性ストッキング着用による圧迫療法、硬化療法、手術治療（高位結紮術、静脈抜去術）などがあり、静脈瘤の性状、症状をみて治療法を選択します。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア　ヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等 11 5 8.57 0 2.09
060150xx03xxxx 虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 - - 5.6 - -
060200xx01xxxx 腸重積　腸重積症整復術　非観血的なもの - - 3.15 - -
060340xx99x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 9.93 - -
060150xx01xxxx 虫垂炎　結腸切除術　小範囲切除等 - - 14.83 - -
鼠径ヘルニア（脱腸）・陰嚢水腫、 急性虫垂炎、腸重積症、臍ヘルニア（でべそ）に対しての手術を行います。
新生児疾患では先天性食道閉鎖・狭窄症、十二指腸閉鎖・狭窄症、小腸閉鎖・狭窄症、鎖肛（直腸肛門奇形）、横隔膜ヘルニア、肥厚性幽門狭窄症、ヒルシュスプルング病、腸回転異常症（中腸軸捻転症）、臍帯ヘルニア、腹壁破裂、壊死性腸炎などがあります。生まれてすぐの新生児に緊急手術をおこなうこともあります。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 211 20.56 27.63 76.78 82.66
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病 なし 57 19.42 20.57 57.89 75.07
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 51 30.45 26.26 7.84 74.14
160760xx97xx0x 前腕の骨折　手術あり　定義副傷病 なし 31 4.35 5.49 3.23 54.23
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等 27 32.85 24.42 0 70.11
四肢および躯幹・脊椎（頚椎・胸椎・腰椎）における骨・関節・血管・神経（脊髄を含む）・筋肉・靭帯・皮膚および皮下組織の外傷や炎症、感染症、変性疾患、腫瘍、先天奇形などの広い範囲を担当しています。
1　骨・軟部腫瘍：原発性および転移性
2　関節リウマチ
3　脊椎疾患：圧迫性脊髄症、椎間板ヘルニア、腰部脊柱菅狭窄症、後縱靱帯骨化症
4　肩関節疾患：肩腱板断裂、反復性脱臼
5　肘関節疾患：肘部管症候群、外傷後変形
6　手・手指疾患：外傷（切断を含む）、狭窄性腱鞘炎
7　股関節疾患：変形性股関節症、大腿骨頭壊死、先天性股関節脱臼、大腿骨頚部骨折
8　膝関節疾患：変形性膝関節症、膝半月板損傷、靭帯断裂
9　足関節・足部疾患：内反足などの小児足部疾患、外傷、糖尿病性・虚血性壊死
10　形成外科疾患：火傷皮膚瘢痕、先天性手指・足趾奇形
11　その他：骨折、捻挫、打撲という外傷のほか脊髄損傷や脳性麻痺・四肢における先天奇形など
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１ なし 35 4.46 4.28 0 30.63
020230xx97x0xx 眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２ なし 20 3.65 3.44 0 66.55
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　その他の手術あり　手術・処置等２ なし 19 6.89 10.6 0 71.21
160200xx0200xx 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）　鼻骨骨折整復固定術等　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 19 8 5.8 0 39.16
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍　組織拡張器による再建手術（一連につき）　乳房（再建手術）の場合等 - - 7.91 - -
形成外科全般にわたり診療を行っておりますが、特に以下の治療に力を入れています。
皮膚悪性腫瘍（皮膚癌）の切除・乳癌に対する乳房再建・　眼瞼下垂に対しての手術を行います。
また、火傷に対しての皮膚移植を関連各科と連絡をとりながら行っています。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 51 15.82 19.35 52.94 71.63
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 42 9.86 7.52 7.14 52.4
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 24 8.38 9.87 8.33 77.71
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫　慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 18 8.11 11.83 0 73.5
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2 18 12.22 16.54 33.33 74.22
手術は主に、脳動脈瘤（ほとんどが破裂例）、脳腫瘍摘出術、定型的腫瘍生検術、頭部外傷、先天奇形、血管内手術などを実施しています。
救急外来での脳出血・脳梗塞にも神経内科と伴に対応しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ５あり　定義副傷病 なし 85 3.59 4.92 0 63.22
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常　子宮全摘術等 84 10.74 9.88 0 34.49
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等 66 11.41 10.05 0 44.32
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 65 4.86 5.12 0 56.38
120260xx01xxxx 分娩の異常　子宮破裂手術等 57 11.42 9.77 0 31.75
分娩は年間４５０例、手術は年間５００例を数える上越地区の産婦人科診療の中核病院としての役割を担っています。当院の産科の特徴は新生児集中治療室を持つ小児科がある関係で上越地域の産科合併症（主として早産・妊娠高血圧症候群などの未熟児の出生が予想される症例）は当院に母体搬送されているという点です。
婦人科では手術・抗癌剤による化学療法、放射線療法などを駆使して子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌などを治療しています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし 72 5.68 5.24 0 64.25
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし 59 7.44 5.5 0 38.24
030428xxxxxxxx 突発性難聴 43 11.07 9.37 0 53.47
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 28 8.5 7.47 0 56.71
030390xx99xxxx 顔面神経障害　手術なし 25 12.72 9.6 0 63.84
1. 中耳疾患
　　入院治療は手術を必要とする慢性中耳炎、滲出性中耳炎と外来治療が困難な急性中耳炎が主になります。年間手術件数は約40件。内耳疾患：突発性難聴、めまい、顔面神経麻痺が主で年間入院患者数は約120名です。
2. 鼻疾患
　　手術を必要とする鼻・副鼻腔疾患が主になります。年間の入院手術件数は約100件で、ほぼ全例が内視鏡を用いた鼻内手術（鼻の穴から行う手術）です。 　
3. のどの疾患
　　良性疾患に対する手術と扁桃炎、咽喉頭炎といった食事や呼吸に障害を及ぼす急性炎症が主です。手術は扁桃摘出術が年間約５０件、声帯ポリープなどの喉頭手術が年間約20件です。 　
4. 頭頚部腫瘍
　　喉頭、口腔、咽頭、鼻・副鼻腔、甲状腺、唾液腺、頚部の腫瘍を扱います。悪性腫瘍、良性腫瘍を合わせ年間約80名の入院があり、約80件の手術が行われています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020220xx97xxx0 緑内障　手術あり　片眼 - - 9.15 - -
020200xx9710xx 黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし - - 7.72 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症　手術あり　手術・処置等２ なし　片眼 - - 8.27 - -
020200xx9700xx 黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし - - 7.7 - -
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼 - - 2.91 - -
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 116 6.5 7.44 0 73.6
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病 なし 38 9.84 12.43 5.26 75.08
110420xx97xx0x 水腎症（その他）　その他の手術あり　定義副傷病 なし 24 5.38 5.33 4.17 72
11001xxx01x0xx 腎腫瘍　腎（尿管）悪性腫瘍手術等　手術・処置等２ なし 19 13.32 12.52 0 66.89
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等　手術・処置等２ なし 16 14.75 13.39 0 66.81
前立腺肥大症の手術は主に内視鏡手術（ＴＵＲ-Ｐ）であり、年間約20件施行しています。前立腺癌では手術・放射線治療・内分泌療法が適宜施行され、根治手術は年間20件程あります。
腎癌・腎盂尿管癌の根治手術は年間30件ほどで、病期により腎温存手術や腹腔鏡手術を随時施行します。腎盂尿管癌では抗癌剤治療や放射線療法も随時施行しています。
膀胱癌では、浸潤度により内視鏡手術（ＴＵＲ-ＢＴ）が年間100件程、開腹手術が５件程施行されます。精巣腫瘍では抗癌剤治療を含む根治治療を施行しています。 副腎腫瘍では腹腔鏡手術が主であり、年間５件程施行しています。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー　手術・処置等２ なし - - 13.33 - -
070430xx99xxxx 神経異栄養症、骨成長障害、骨障害（その他）　手術なし - - 12.32 - -
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 9.87 - -
- - - - - - -
- - - - - - -
当院では年間約5000件の手術があり、そのうち約3000件を麻酔科が担当しています。当院は三次救急を担う基幹病院という性格から、緊急手術が多く24時間体制で対応しております。
現在は、特にエコーという体表から組織を見る道具を使いながらの神経ブロック法が普及し、飛躍的に安全かつ確実に施行できるようになっています。当院麻酔科医は手術時、上記の選択肢を患者さんの状態、手術の内容などにより様々に組み合わせて、術者には快適な手術環境を提供し、患者さんに対しては厳格な呼吸・循環の維持・監視を行い、安全かつ確実な手術および術後痛の軽減のために最大限の努力をしています。
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放射線科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　手術なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 39 9.82 9.82 2.56 71.62
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む。）　手術なし　手術・処置等２ ３あり　定義副傷病 なし 29 43.83 20.92 0 69.66
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり 14 5.86 24.87 0 75
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍（脊椎を除く。）　手術なし　手術・処置等２ ２あり - - 24.03 - -
010010xx99030x 脳腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ３あり　定義副傷病 なし - - 9.6 - -
当院は地域がん診療連携拠点病院として、最新鋭の放射線治療装置２台を用いて、放射線治療に積極的に取り組んでいます。その中でも、平成20年より高精度定位放射線治療を開始し、平成22年からは強度変調放射線治療を県内でいち早く開始しました。また、放射線治療装置については、第三者機関（財団法人医用原子力技術研究振興財団）より、出力線量の評価を受けています。
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救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒（その他の中毒）　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 26 2.73 3.64 7.69 51.92
161020xxxxx00x 体温異常　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 5.81 - -
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし - - 9.87 - -
010310xx99x1xx 脳の障害（その他）　手術なし　手術・処置等２ あり - - 15.57 - -
161070xxxxx11x 薬物中毒（その他の中毒）　手術・処置等２ １あり　定義副傷病 あり - - 11.54 - -
通年24時間、3次救急患者を最優先で受け入れる態勢をとっています。当院は災害拠点病院にも指定されており、全国の災害時救急医療ネットワークに参加しています。
これらの情報に応じた救急医療体制がとれるよう、複数名の医師当直、全科の救急呼び出し態勢に加え、薬剤師、検査、放射線の各技師も24時間待機態勢をとるなど、院内態勢も緊急事態の発生に備えています。上越地域の救命救急センターとして、平成9年にオープンし、これまで各種の毒物、薬物中毒患者や、広範囲熱傷、多発外傷患者などの高度の全身管理を必要とする重症患者が入院され救命してきています。
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初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 183 18 33 45 26 23 1 7
大腸癌 43 47 49 21 28 15 1 7
乳癌 40 37 - - - 14 1 7
肺癌 83 20 37 87 - 178 1 7
肝癌 21 16 19 11 13 25 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
罹患率の高い5つのがんについて、集計期間に入院治療を行った、初発患者の病期分類による延べ患者数、再発患者の延べ患者数を示しています。
当院では、胃がん及び肺がんの患者数が多くなっています。
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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 12 9.58 61.67
中等症 73 13.16 74.56
重症 41 14.93 85.49
超重症 15 25.67 86.53
不明 - - -
重症度２以上の患者さんが多くなっています。高齢になるにつれ重症度も上がり、平均在院日数も長くなっています。
患者数が１０人未満の箇所は、患者が特定され得るため｢－｣で表示しています。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 14 6.14 70.36 0
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 228 21.25 77.21 39
その他 13 25.46 75.54 2.07
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患，詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞であった患者さんを対象として、その発症から入院までの日数別に症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。たとえば、「I63$脳梗塞」の発症から３日以内の患者さんは、平均３週間で退院し、そのうち３割ほどの方が他の病院へ転院しています。
脳梗塞治療では迅速に治療を行うことがその後の患者さんのADL（日常生活動作）に大きな影響を与えます。
当院では緊急に治療が必要な患者さんを常に受け入れることができるように体制の確保に努めています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層） 138 1.1 6.45 0 73.66
K654 内視鏡的消化管止血術 67 1.7 12.36 10.45 71.91
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 66 1.2 7.23 0 68.92
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ） 等 63 1.78 14.33 7.94 73.51
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 63 1.95 14.63 11.11 76.84
内科で1番多い手術は、早期悪性腫瘍に対する内視鏡的胃・ポリープ・粘膜切除術です。手術の前日に入院し、手術後７日で退院となります。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） - - - - -
K877 子宮全摘術 - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
患者数が１０人未満の箇所は、患者が特定され得るため｢－｣で表示しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 101 2 3.66 0 70.4
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ） 48 1.94 3.23 0 62.23
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞） 28 0 16.07 0 67.25
K5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極） 24 3.96 7.58 0 81.29
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症） 22 0 9.82 0 71.23
循環器内科では、狭心症や急性心筋梗塞等に対するカテーテル手術が最も多くなっています。急変の危険性がある重症の心疾患の患者さんは、救命救急センターに設置されたCCU,ICU(集中治療室)で、十分に安定するまで慎重かつ厳重な観察がなされます。治療は一般的な医療はもちろん高度先進医療のほとんどを行っています。 詰まった心臓の冠動脈を広げるバルーン療法や、ステント療法、 放って置くと危険な不整脈は、カテーテルアブレーションという高周波を用いた方法で根治させることも可能ですし、永久ペースメーカー、植え込み型除細動器などで突然死を予防します。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術（仮死第１度） 14 0 38.07 0 0
K9132 新生児仮死蘇生術（仮死第２度） - - - - -
K300 鼓膜切開術 - - - - -
K726 人工肛門造設術 - - - - -
K222 結膜下異物除去術 - - - - -
ＮＩＣＵ（新生児集中治療室）を備える当院では、重篤な状態の新生児を専用設備で管理し集中治療を行っています。
患者数が１０人未満の箇所は、患者が特定され得るため｢－｣で表示しています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 67 3.63 10.66 0 72.06
K6335 鼠径ヘルニア手術 65 0.11 2.71 0 71.09
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 47 1.13 6.43 0 63.32
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 32 1.38 5.78 0 60.19
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 32 4.06 5.03 0 58.56
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える） 61 1.02 8.15 0 70.77
K5131 胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除）） 25 3.76 2.2 4 45.48
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除） 12 1 5.25 0 66.17
K496-4 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 - - - - -
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
呼吸器外科では、肺がんに対して可能な限り鏡視下で手術を行い、患者さんの負担の軽減を図っています。
患者数が１０人未満の箇所は、患者が特定され得るため｢－｣で表示しています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6171 下肢静脈瘤手術（抜去切除術） 31 1.03 1 0 64.71
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 11 1.18 5.55 0 72.18
K5551 弁置換術（１弁） - - - - -
K5612 ステントグラフト内挿術（腹部大動脈） - - - - -
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他） - - - - -
下肢静脈瘤の治療は弾性ストッキング着用による圧迫療法、硬化療法、手術治療（高位結紮術、静脈抜去術）などがあり、静脈瘤の性状、症状をみて治療法を選択します。大動脈瘤は、破裂した場合、突然死の危険性もあり、救命率は著しく低下します。そのため破裂前の治療が原則となります。開胸や開腹による大動脈瘤切除、人工血管置換術や、血管内治療（ステントグラフト内挿術）で治療を行います。
患者数が１０人未満の箇所は、患者が特定され得るため｢－｣で表示しています。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 35 0.03 1.14 0 2.91
K6333 臍ヘルニア手術 11 0 4 0 2.09
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） - - - - -
K7151 腸重積症整復術（非観血的） - - - - -
K7181 虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） - - - - -
鼠径ヘルニア（脱腸）の手術が最も多くなっています。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（大腿） 等 176 1.25 17.82 68.18 80.05
K0821 人工関節置換術（膝） 等 85 1.32 28.78 4.71 72.06
K0811 人工骨頭挿入術（股） 等 57 1.82 17.23 80.7 81.86
K0462 骨折観血的手術（前腕） 等 56 0.89 13.2 16.07 62.25
K0483 骨内異物（挿入物を含む）除去術（下腿） 等 38 0.79 1.84 0 39.84
四肢および躯幹・脊椎（頚椎・胸椎・腰椎）における骨・関節・血管・神経（脊髄を含む）・筋肉・靭帯・皮膚および皮下組織の外傷や炎症、感染症、変性疾患、腫瘍、先天奇形などの広い範囲を担当しています。特に骨折に関する手術が多くなっており、高齢者の転倒による骨折や加齢に伴う膝・股関節の重度の変性疾患に対しする手術が多いため、これらの平均年齢も高くなっています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法） 12 0 2 0 63.17
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満） 11 0.91 1.64 0 15.18
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満） 10 0.8 2.3 0 38
K0021 デブリードマン（１００ｃｍ２未満） - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除） - - - - -
高齢者に対する皮膚悪性腫瘍（皮膚癌）の切除術が多くなっています。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 28 0.71 7.46 0 75.61
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所） 20 0.6 38.75 60 65.4
K171-21 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術（下垂体腫瘍） 14 4.57 17.21 0 59.29
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） 12 3.42 21.08 8.33 62.75
K1643 頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内） - - - - -
手術は主に、脳動脈瘤（ほとんどが破裂例）、脳腫瘍摘出術、定型的腫瘍生検術、頭部外傷、先天奇形、血管内手術などを実施しています。
救急外来での脳出血・脳梗塞にも神経内科と伴に対応しています。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術（選択帝王切開） 98 3.59 8.04 0 33.66
K877 子宮全摘術 96 1.16 9.25 0 48.76
K8981 帝王切開術（緊急帝王切開） 73 3.47 8.1 0 33.15
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹） 53 1.08 11.09 0 42.68
K867 子宮頸部（腟部）切除術 37 1.03 1 0 35.57
分娩は年間４５０例、手術は年間５００例を数える上越地区の産婦人科診療の中核病院としての役割を担っています。当院の産科の特徴は新生児集中治療室を持つ小児科がある関係で上越地域の産科合併症（主として早産・妊娠高血圧症候群などの未熟児の出生が予想される症例）は当院に母体搬送されているという点です。
婦人科では手術・抗癌剤による化学療法、放射線療法などを駆使して子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌などを治療しています。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 30 1.13 6.43 0 57.9
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 21 1 10.24 0 20.38
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術（片葉のみ） 18 1 5.61 0 58.83
K309 鼓膜（排液、換気）チューブ挿入術 - - - - -
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
20歳代の口蓋扁桃摘出術が最も多くなっています。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他） 115 1.01 1.15 0 73.83
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む） 16 1.44 6.88 0 65.31
K2682 緑内障手術（流出路再建術） - - - - -
K2683 緑内障手術（濾過手術） - - - - -
K2681 緑内障手術（虹彩切除術） - - - - -
高齢者の水晶体再建術（眼内レンズ挿入術）が最も多くなっています。
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他） 108 1.48 5.99 0 74.23
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 59 0.61 6.07 6.78 77.41
K773 腎（尿管）悪性腫瘍手術 等 26 3.54 8.81 0 68.96
K843 前立腺悪性腫瘍手術 17 4.06 9.71 0 66.71
K7981 膀胱結石摘出術（経尿道的手術） 等 15 1.27 3.67 6.67 78.2
高齢者の悪性腫瘍摘出術が多くなっています。
放射線科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） - - - - -
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他） - - - - -
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） - - - - -
K653-3 内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 - - - - -
K5223 食道狭窄拡張術（拡張用バルーン） - - - - -
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K144 体外式脊椎固定術 - - - - -
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ） - - - - -
K7191 結腸切除術（小範囲切除） - - - - -
K6021 経皮的心肺補助法（初日） - - - - -
- - - - - - -
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 19 0.18
180010 敗血症 同一 20 0.19
異なる 20 0.19
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 84 0.82
異なる - -
患者数が１０症例未満は患者が特定され得るため｢－｣表示になっています。
更新履歴