分娩施設
当院の分娩施設は西7病棟です。
新しい命の誕生を共に喜び迎えましょう。
妊娠中の出会いから始まり、自然分娩、帝王切開、退院後の母乳育児支援に至るまで、その人にあったケアをさせていただきます。
病棟のご案内
病棟紹介
スタッフ
医師 | 4名 |
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助産師 | 18名 |
看護師 | 13名 |
施設案内
ベッド数
個室 | 4室 特別室(C)が4部屋(料金はこちら) ※お産後の方は4人部屋が基本ですが、ご希望の方は特別室Cをご利用いただけます。 (空室がない場合もございます。) |
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2人部屋 | 5室 |
4人部屋 | 7室 |
LDR
LDRとは陣痛(Labor)から、分娩(Delivery)、分娩後の回復(Recovery)までを同じ部屋で過ごすお産の方法です。
医療設備の整った部屋で分娩時にはベッドが分娩台に早変わりします。
お産の進行により分娩室に移動する必要がないので、精神的にも肉体的にも負担が楽になります。
LDRの部屋
当院は母乳栄養を推奨しています
外来保健指導室、入院後、育児についての説明等で母乳の利点・授乳の方法をお話させていただいています。
赤ちゃんがほしがるとき、いつでもお母さんが母乳を飲ませられるよう終日「母児同室」をしていただいています。ただし、お母さんの疲労にあわせ、赤ちゃんを一時、新生児室に預けていただくことも可能です。母児同室をすることで、母乳分泌にとても良い影響を与えます。そして授乳が楽です。 できるだけ早期に母乳を飲ませられるよう援助させていただきます。入院中は体調や希望にあわせて授乳をすすめていきます。
立ち合い分娩・マザークラスのご案内(現在中止)
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、立会い分娩およびマザークラスを当面の間中止と致します。マザークラスでお話させていただいている内容については、妊婦健診時に助産師より説明があります。
ご心配とご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力の程よろしくお願い致します。
当院で出産される方
長引くコロナ禍のため、マザークラスが開催できず、出産のイメージが持ちにくいかと思います。このたび、当院ホームページにて
- お産のはじまりと過ごし方(マザークラスの内容)
- 病棟のご案内
を紹介しています。
ご覧の際にはお産のテキストを用意し、ご覧いただければと思います。
質問などあれば、外来指導室にてご相談下さい。
皆さんが安心して出産できるようお手伝いしていきます。
お産のはじまりと過ごし方
※音声が流れます。
※無断掲載は禁止です。
西7病棟のご案内
※音声が流れます。
※無断掲載は禁止です。
お問い合わせ先
県立中央病院 西7病棟
電話:025-522-7711(代表)
助産師外来と母乳外来
Q&A
当院は上越地域の周産期医療基幹病院の役割を担っておりますが、2008年4月から分娩予約制限をしております。
その理由は、最近の分娩を取り巻く医療環境の変化から、NICU(新生児集中治療室)に収容される新生児が増加し慢性的な満床状態となり、当地区で分娩を予定されている妊婦さんを地区外に搬送せざるを得ない事態に至っているためです。上越地域の安全な周産期医療環境を整えるための予約制限であり、何とぞご理解いただきますようお願いいたします。
Q. 里帰りおよび分娩予約はどうしたらいいですか?
A. 県内・県外を問わず、単胎妊娠で里帰り分娩ご希望の方は、妊娠28週頃にお電話をいただき、33週頃の妊婦健診の予約をお取りいたします。
現在通院中の病院医師からの紹介状が必要となります。事前に通院中の病院から当院あてに紹介状のファックスの送信をお願いします。紹介状の原本は、ご本人様が当院の妊婦健診時に持参いただくようお願いします。
ファックスの宛先 | 新潟県立中央病院 患者サポートセンター 025-524-3232 |
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電話相談 | 新潟県立中央病院 産婦人科外来 平日14時~15時30分 025-522-7711(代表) |
Q. コロナウイルスが流行っているけれど、里帰り分娩は可能ですか?
A. 感染対策として、里帰り後2週間の自宅待機(上越市、妙高市、糸魚川市以外)をお願いしております。しかし、今後コロナウイルスの感染拡大が起きた場合は里帰り分娩をお受けできなくなる場合があります。もしものことを考え、現在の居住地での分娩施設もお探しください。
2週間の自宅待機中に受診が必要となった場合は、必ずお電話で相談し、受診方法を確認してください。
Q. 双子を妊娠していますが、受け入れはしていますか?
A. 上越地域(上越市、妙高市、糸魚川市)に在住の双胎妊娠の方は、妊娠初期から継続して当院に受診できる方の予約をお受けしております。三胎以上の妊婦の方は受け入れておりません。
上越地域以外の県内在住の双胎妊娠の方は、妊娠33週頃に当院の受診をお願いします。紹介状と予約が必要となります。紹介状は現在通院中の病院より当院患者サポートセンター宛てに、ファックスをお願いします。ご予約はご本人様より当院産婦人科外来へお電話くださいますようお願いいたします。
県外在住で双胎妊娠の方は、原則お受けしておりません。医療過疎地域にお住まいの方は現在通院中の病院医師より、当院産婦人科医師へ直接電話でご相談ください。
Q. 赤ちゃんが小さいと言われていますが、受け入れはしていますか?
A. 県内在住の単胎妊娠の方で、赤ちゃんが小さいと診断された場合は、新生児集中治療室に入院する可能性が高いため、必ず現在通院中の病院医師より、当院産婦人科医師へ直接電話連絡をお願いします。
県外在住で単胎妊娠の方は、赤ちゃんが小さいと診断された場合は、原則お受けしておりません。里帰り分娩の受診予約後に、現在通院中の病院医師より赤ちゃんが小さいと言われた場合は、再度連絡をお願いします。
Q. 入院費はいくらですか?
A. 6日から7日の入院で約55~60万円です。治療の内容によって個人差がありますので、ご了承ください。
Q. お祝い膳が出ると聞いたのですが…?
A. お産後の夕食に一度、お祝いの気持ちを込めたお食事が出ます。栄養課の調理師さんが腕をふるってくれます。プチケーキ等のデザートもついています。
お楽しみに!
Q. 陣痛促進剤って使いますか?
A. 陣痛促進剤は医学的に必要がない限り、使用しておりません。
必要なときは医師から十分な説明があり、厳重な管理の下で使用します。
Q. 一人目が帝王切開でした。二人目はどうなりますか?
A. 医師の許可があれば、普通分娩も可能です。分娩様式については医師に充分ご相談ください。
Q. おっぱいが出るか心配です。
A. 母乳育児ができるか不安に思っていらっしゃるんですね。
母乳育児は、お母さんと赤ちゃんの共同作業です。産後早くから赤ちゃんがおっぱいをたくさん吸ってくれることで、よりたくさん出るようになります。
Q. 母児同室だと赤ちゃんが泣いてばかりいるのではないかと心配です。
A. 母児同室だと、赤ちゃんが泣いたときにどうすればよいか不安に思っていらっしゃるんですね。
赤ちゃんは「お腹がすいたよ」とか「寂しいよ」とか「ねむいよ」などを泣くことで自己主張します。泣く度に、抱っこして優しく話しかけ、おっぱいを飲ませてくれるママを赤ちゃんは大好きになります。初めは少し大変かもしれませんが、少しずつ赤ちゃんの要求が分かるようになりますよ。泣く度に赤ちゃんに母乳を与えることで、母乳分泌を促すことができます。
メリットが多いので、ぜひ母児同室をやってみてください。疲労が強いときは赤ちゃんを預けることもできます。病室でお困りのときは、ナースコールで呼んでいただければ助産師がかけつけサポートいたします。
お願い
予約なしの来院には対応いたしませんのでご了承ください。
県立病院として安全な周産期医療環境整備のため、上記内容に何とぞご理解いただきますよう再度お願い申し上げます。