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骨塩定量検査

低エネルギーX線を利用して骨の密度を測定する検査です。

骨塩定量について

骨塩とは骨の強度(密度・ミネラル)のことで、疾患等による骨の変化を捕らえるものです。検査による測定値(計測値)をコンピュータにより解析して算出し、正常な値(標準値)と比較することにより骨塩量を知ることができます。
骨塩定量測定は、骨粗しょう症の診断や治療の経過観察、またはホルモンのバランス異常による、あるいは先天性の代謝性骨疾患の診断や治療、病態の解明などに使われます。

骨粗しょう症について

骨のカルシウムが減少し、骨がもろくなって骨折などを起こしやすくなります。症状としては背痛、腰痛、病的圧迫骨折などがあり、50歳以上や閉経後の女性に多くみられます。骨塩量が減少する場合、男性では老化、女性では閉経や老化によって起こります。

骨塩定量検査を受けるにあたっての注意事項

特に検査前の制限はありません

検査方法について

検査台に仰向けになって寝ていただきます。後はただジッとしているだけでよい検査です。測定する部位は、腰椎、大腿骨などです。
検査時間は種類によって様々ですが、約15分程度です。


近年、高齢化による骨粗しょう症や若い女性の無理なダイエットによって起こる骨粗しょう症が増加しています。そのような状況の中で簡単に受けられる骨塩定量の検査は、その診断と治療、そして治療の効果判定に重要となります。


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