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X線一般撮影

X線撮影をする前には、必要に応じて服を脱いでいただきます。
服を着たままでは、ボタンや金属、着衣によるシワの重なりが写真上で影となって写るために、診断の際に誤診を招く恐れがあります。それを避けるために服を脱いでいただいています。撮影部位によっては、下着等をつけてもよい場合があります。担当技師が撮影部位により判断しますので、患者さんのご理解ご協力をお願いいたします。尚、以下の物についても担当技師が判断しますので、身につけておられる方は撮影前にお申し出ください。

  ·  ピアス、ヘアピン、ネックレスなどの金属類や真珠類

  ·  湿布、エレキバン、カイロなど

  ·  補聴器、入れ歯など

検査当日の流れ

1.  放射線科受付で、診察券を出して受付をします。
受付時、何番の撮影室でお待ちいただくか説明があります。
説明を受けた撮影室の前でお待ち下さい。

2.  しばらくすると技師がお呼びしますので、呼ばれましたら検査室にお入りください。
もし、長い間呼ばれない場合は、近くの技師または受付に声をかけてください。

3.  検査を受けます。

4.  検査終了後、技師の指示に従って、外来・病棟・各検査室へお戻りください。
外来などで事前に説明があった場合は、その指示に従ってください。


胸・腹部撮影

·  検査の目的
胸部・・・肺、気管、心臓、大血管、横隔膜や縦隔の陰影などを見る検査です。
腹部・・・肝臓、脾臓、腎臓などの輪郭、腸管内などのガス像、石灰化などを見る検査です。同時に骨盤、腰椎、下部肋骨も見ることができます。

·  検査時間
約5分です。

·  検査の場所
主に第1撮影室
第2撮影室です。

·  検査の内容
ネックレス、湿布、エレキバンなどをはずして、肌着もしくは検査着に着替えていただきます。
技師が「息を吸って止めてください」または「息を吸って吐いて止めてください」と合図しますので、指示通りにしてください。


実際の写真

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骨・軟部撮影

·  検査の目的
骨・関節や筋肉、脂肪組織の状態を調べる検査です。骨折や脱臼などが分かります。

·  検査時間
撮影部位により異なりますが、約5分~20分です。

·  検査の場所
主に第2撮影室
第3撮影室第4撮影室です。

·  検査の内容
撮影部位によって、服を脱いでもらうことがあります。
撮影時には、部位によって「息を吸って止めてください」または「息を吸って吐いて止めてください」と合図しますので、指示通りにしてください。


実際の写真

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乳房撮影

·  検査の目的
乳房内の腫瘍や石灰化の有無、状態を検査します。

·  検査時間
約15分です。

·  検査の場所
第6撮影室
です。

·  検査の内容
乳房は柔らかい組織でできているために、専用の装置を使って撮影します。
検査前に、上半身を脱いでいただきます。撮影では、乳房をはさんで写真を撮ります。乳房は人により厚みも大きさも違いますので、よい写真を撮るためには乳房をなるべく均等に圧迫して撮ることが必要となります。少し痛みを伴います。


実際の写真

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腎盂・尿管造影検査

·  検査の目的
腎臓の機能や腎盂、尿管、膀胱の形態を調べるのが目的です。

·  検査時間
約30~40分です。

·  検査の場所
第4撮影室
です。

·  検査の内容
この検査では腎臓がよく見えるようにするために非イオン性ヨード造影剤を投与します。過去にヨードやヨード造影剤、その他の薬でアレルギーがあった方は必ず担当医師または看護師に伝えてください。
検査前に、肌着もしくは検査着に着替えていただきます。撮影台に仰向けに寝ていただき、始めに腹部のX線写真を撮ります。その後、造影剤を点滴により投与し、時間を追って写真を撮ります。最後に排尿してから撮影することもあります。
造影剤を注射した後、熱く感じることがありますが心配いりません。しかし、かゆみを感じたり、気分が悪くなったときは我慢せず、すぐに周りの看護師または技師に教えてください。場合によっては応急処置を行います。

実際の写真

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歯科撮影

·  検査の目的
下顎や歯の形態を見るのが目的です。

·  検査時間
約5~10分です。

·  検査の場所
第4撮影室
です。

·  検査の内容
歯の撮影の場合は座って撮影をします。
パントモグラフィ(歯、下顎全体を写す撮影)の場合は、立つかもしくは座った状態で撮影します。撮影時に顔の回りをX線装置がぐるぐる回るので、動かないように心がけてください。

実際の写真

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