本文へジャンプ

呼吸器内科

医師

職名 氏名 卒業年
診療部長 石田 卓士 平成7年卒
部 長 河上 英則 平成17年卒
医 長 石川 大輔 平成20年卒
医 長 眞水 飛翔 平成22年卒
医 師 畠山 琢磨 令和2年卒
医 師 冨田 悠祐 令和2年卒

(2023.4.1現在)

外来日

月曜から金曜の午前中


検査日(気管支内視鏡)

月、火、水、木、金曜日の午後1時30分より

診療内容

(1)呼吸器疾患全般の診療に対応しています。

 

1)悪性疾患(非小細胞肺癌、小細胞肺癌)

手術療法、放射線療法、化学療法を組み合わせた集学的治療を行っています。
   呼吸器内科では手術適応のない症例に対し、化学療法、分子標的治療、免疫治療、放射線治療、緩和療法を行っています。非小細胞肺癌(腺癌)の症例に対しほぼ全例、EGFR(上皮成長受容体)の遺伝子検査を施行し(EGFR変異陰性の場合、ALK遺伝子検査施行)変異陽性者には分子標的治療行っています。また、PD-L1発見を確認し、陽性例は初回から免疫治療を行っています。


2)呼吸器感染症(肺炎、胸膜炎)

年間の入院数は約153例です。抗菌薬の進歩により外来治療可能な患者さんも多くいます。呼吸器学会より出されている肺炎治療ガイドラインに沿って治療を行っています。最近の傾向として高齢者の誤嚥性肺炎の増加が年々増加傾向にあります。


3)気管支喘息

重症度に応じて、吸入ステロイド薬、気管支拡張薬、抗アレルギー薬などによる治療を行っています。適応症例には抗IgE抗体や気管支サーモプラスティーも行っています。


4)COPD(慢性閉塞性肺疾患)


急性呼吸不全の基礎疾患として一番多く、慢性呼吸不全の原因としても一番多い病気です。喫煙が原因の肺の末梢が破壊される疾患で在宅酸素療法をされている患者さんの原因のほとんどがこの疾患です。急性増悪(感染などが契機)で入院し、必要に応じて人工呼吸器(気管挿管をしない非侵襲的陽圧補助呼吸)を行っています。


5)びまん性肺疾患(間質性肺炎など)

肺の間質にびまん性に細胞が浸潤したり、線維化をきたす疾患で、原因不明なものと原因が判明している場合(膠原病に伴うもの、塵肺など)があります。気管支内視鏡を用いた検査、必要に応じて呼吸器外科に依頼して胸腔鏡下で肺を生検したりして診断し、治療方針を決めます。当院では年間、約50例近くの症例を経験しています。


6)睡眠時無呼吸症候群

無呼吸による頻回な睡眠の中断により日中の眠け、夜間の覚醒を訴え、起床時に頭痛、倦怠感を自覚します。当院では年間、30~40例の患者さんが検査入院(睡眠中の呼吸気流センサー、血中酸素飽和度、胸郭運動、脳波をモニターするポリソムノグラフィー)し、重症例には持続陽圧呼吸(CPAP)を導入しています。


7)その他(以下の専門外来、予約制で行っています)

睡眠時無呼吸症候群外来

(2)検査(気管支内視鏡検査)

咽頭、喉頭の局所麻酔後、経口(経鼻)的に内視鏡を挿入し、気管支内を観察したり肺の末梢にある病変に対し鉗子などを用いて病理検査、細菌検査などを行い、また、びまん性肺疾患(間質性肺炎など)に対し肺の一部から細胞を回収し分析する検査です。超音波気管支内視鏡下によるリンパ節生検も施行しています。年間の検査施行数は約280件です。難治性気胸や喀血症例に対する気管支充填術も行っています。現在までに検査による重大な合併症は経験していません。 



(3)学会による施設認定(以下の学会より教育機関施設認定を受けています)

1)日本呼吸器学会

2)日本呼吸器内視鏡学会



診療実績

こちらをご覧ください(「各種統計資料」のページ)



  • 高度医療のご紹介
  • 数字で見る新潟県立中央病院
  • 地域連携センター
  • 各種教室のご案内
  • 内視鏡センター

ページの先頭へ戻る