医師(2026.4.1現在)
| 職名 | 氏名 | 卒業年 |
|---|---|---|
| 診療部長 | 石田 卓士 | 平成7年卒 |
| 部長 | 河上 英則 | 平成17年卒 |
| 部長 | 石川 大輔 | 平成20年卒 |
| 部長 | 眞水 飛翔 | 平成22年卒 |
| 医師 | 二宮 健彰 | 令和5年卒 |
| 医師 | 藤澤 智彦 | 令和6年卒 |
外来日
月曜から金曜の午前中
検査日(気管支内視鏡)
月、火、水、木、金曜日の午後1時30分より
診療内容
1. 呼吸器疾患全般の診療に対応しています。
① 悪性疾患
当院では五大がんの一つである肺がんから希な呼吸器腫瘍まで、精密検査から治療、経過観察含めて一貫したサポートを行っています。上越エリアのがん拠点病院として、肺がんの手術前後の体調のサポートに加えて2022年以降に使用できるようになった術前や術後のがん免疫療法やがん分子標的薬、放射線治療、二重特異性抗体のような様々な新薬から歴史ある細胞障害性抗がん薬まで、日進月歩な肺がん治療の中から個々の患者さんに最適なものを提供できるよう努めています。加えて高度な遺伝子検査などが必要な場合や希少がんの場合には、がんセンターや大学病院などのエリア外の高次医療機関とも積極的に連携しています。そして根治できた後のケアや緩和ケアが必要な場合にも、院内のみならず地域の医療機関や地域支援ネットワークとも協力し、治療中・治療後も安心して過ごせるようにチームで支えています。
② 呼吸器感染症(肺炎、胸膜炎など)
年間の入院数は約150例です。抗菌薬の進歩により外来で治療が可能な患者さんも多くいます。
各種ガイドラインに沿った治療を行っています。
最近の傾向として高齢者の誤嚥性肺炎の年々増加する傾向にあります。
結核で隔離が必要な症例は陰圧個室を使用して治療を行います。非結核性抗酸菌症に関しても、治療、定期的な経過観察を行っています。
③ 気管支喘息
気道の炎症を背景に軽い刺激でも気道が狭窄してしまい発作を起こす病気です。発作時はゼーゼー、ヒューヒューと気道の狭窄音が聞こえる場合もありますが、咳や痰、呼吸困難感、息切れ、胸部圧迫感などの症状のみの場合もあります。発作がない場合でも気道の炎症を抑える治療を普段から継続的に行う必要があり、長い間適切な治療が行われない場合は重篤な発作を起こしてしまうこともあります。発作の原因は様々でダニやハウスダスト、花粉、ペットなどの特定の抗原により起こる場合や、感染、大気汚染や化学物質、ストレス、気候、運動、解熱鎮痛薬などにより起こることもあります。治療は抗原の回避、ステロイドと気管支拡張薬の吸入、抗アレルギー薬が中心となります。これらの治療でも症状が改善せず発作を繰り返す場合には生物学的製剤の皮下注射を行うことがあります。当院ではアレルギー検査などの血液検査、呼吸機能検査、気道の炎症を数値化できる呼気NO検査、画像検査などを行い、診断から治療までガイドラインに沿った診療をおこなっております。
④ 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
急性呼吸不全の基礎疾患として一番多く、慢性呼吸不全の原因としても一番多い病気です。喫煙が原因の肺の末梢が破壊される疾患で在宅酸素療法をされている患者さんの原因のほとんどがこの疾患です。治療は禁煙と気管支拡張薬の吸入が中心となります。最近では生物学的製剤の皮下注射による治療も行われることがあります。急性増悪(感染などが契機)で入院した場合は、必要に応じて人工呼吸器(気管挿管をしない非侵襲的陽圧補助呼吸)を行うことがあります。
⑤ びまん性肺疾患(間質性肺炎など)
肺の間質にびまん性に細胞が浸潤したり、線維化をきたす疾患で、当院では年間、約50例近くの新規の症例を経験しています。
その多くは間質性肺炎で、病歴や血液検査等から原因が判明した場合(膠原病に伴うもの、塵肺、過敏性肺炎など)は、原因に対する対処や治療を行います。必要に応じて気管支内視鏡を用いた検査や呼吸器外科に依頼して胸腔鏡下で肺生検を行う場合もあります。
慢性に経過する場合は、保存的に見守ることが多いですが、原因が不明でも病状が進行する場合は、肺生検の組織診断に合わせた治療を行います。
急速に進行する場合は、入院の上、ステロイド等による治療を行っています。また線維化が進行する症例は、特定疾患を申請し、抗線維化薬による治療も行っています。
⑥ 睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が繰り返し止まることで、日中の眠気や倦怠感、高血圧や心血管疾患のリスク増加につながる病気です。当院では簡易検査から精密検査(睡眠中の呼吸気流センサー、血中酸素飽和度、胸郭運動、脳波をモニターするポリソムノグラフィー)まで対応し、年間30〜40例の患者さんが持続陽圧呼吸(CPAP)療法や生活指導を含む最適な治療を行っています。気になる方はお気軽にご相談ください。
2. 検査(気管支内視鏡検査)
咽頭、喉頭の局所麻酔後、経口(経鼻)的に内視鏡を挿入し、気管支内を観察したり肺の末梢にある病変より組織を採取する検査です。点滴や注射による鎮静も行います。
肺野の病変に対し超音波プローべや鉗子を用いて検体を採取し、病理検査や細菌検査などを行います。超音波気管支内視鏡下によるリンパ節生検も施行しています。また、びまん性肺疾患(間質性肺炎など)に対し肺の一部から細胞を回収し分析する気管支肺胞洗浄も行っています。年間の検査施行数は約280件です。現在までに検査による重大な合併症は経験していません。
3. 学会による施設認定(以下の学会より教育機関施設認定を受けています)
日本呼吸器学会
日本呼吸器内視鏡学会