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新生児集中治療室
施設紹介
2004年4月から地域周産期医療センターとして、主に上越地域(上越市、妙高市、糸魚川市)のハイリスク新生児ほぼ全例の入院を受け入れています。周産期専門医1名、小児科医と看護スタッフが24時間体制で診療にあたっています。
病床は新生児集中治療室(NICU) 6床、回復治療室(GCU) 8床、年間100例の入院があり、超低出生体重児・極低出生体重児のほか、小児外科疾患などの合併症を持った新生児が入院しています。
当院で対応困難な疾患については県内総合周産期母子医療センターや長野県・富山県に搬送し、急性期を越えたら当院に再び逆搬送とする形式をとっています。
診療実績
新生児特定集中治療室(NICU)実績 (2022年1月~2022年12月)2022年利用人数 | 77人 | |
新生児搬送 | 12人 | |
院内出生 | 61人 | |
カイザー出生 | 51件 | |
人工呼吸器装着 | 3件 | |
N-DPAP装着 | 14件 | |
小児外科 | 1件 | |
未熟児網膜症 | 0件 | |
脳神経外科 | 0件 | |
死亡退院 | 1人 | |
年間稼働率 全 体 | 20.0% | (NICU+GCU) |
NICU | 43.7% | (NICUのみ) |
月別入院状況
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 平均 | |
利 用 人 数 (人) |
104 | 48 | 118 | 51 | 130 | 24 | 52 | 157 | 98 | 24 | 118 | 101 | 85 |
全 体 稼働率 (%) |
24 | 12 | 27 | 12 | 30 | 6 | 12 | 36 | 23 | 6 | 28 | 23 | 20.0 |
NICU 稼働率 (%) |
56 | 29 | 63 | 28 | 63 | 13 | 28 | 78 | 47 | 6 | 63 | 50 | 43.7 |
GCU 稼働率 (%) |
0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 4 | 6 | 5 | 2 | 3 | 2.1 |
新規 入院数 (人) |
3 | 9 | 10 | 12 | 7 | 5 | 6 | 9 | 6 | 7 | 7 | 4 | 計 85 |
出生体重別
1000未満 | 0人 | 2000g~2499g | 26人 |
1000g~1499g | 1人 | 2500g以上 | 40人 |
1500g~1999g | 10人 | 計 | 77人 |
週数別
22週未満 | 0人 | 28~33週 | 2人 |
22~23週 | 0人 | 34~36週 | 29人 |
24~25週 | 0人 | 37週以上 | 46人 |
26~27週 | 0人 | 計 | 77人 |
新生児搬送元別
上越市・病院・診療所 | 11人 |
妙高市・病院・診療所 | 0人 |
十日町市・病院・診療所 | 0人 |
柏崎市・病院・診療所 | 0人 |
糸魚川市・病院・診療所 | 0人 |
長岡市・病院・診療所 | 0人 |
救急隊 | 0人 |
新潟市・病院・診療所 | 1人 |
富山市 | 0人 |
他院への搬送
- 長岡赤十字病院 0件
- 長野県立こども病院 0件
上田レディースクリニック 0件
新潟大学医歯学総合病院 0件
上越総合病院 1件
乳児院 0件
看護
NICUは予定日より早く生まれたり、様々な原因で治療やケアを必要としたりする赤ちゃんが入院しています。赤ちゃんへの刺激を最小限にするため照明や騒音に配慮し、週数や状態に応じたケアを心掛けています。また、ご両親の心配や不安に耳を傾け、気持ちを共有し、赤ちゃんとのふれあいを大切にするためカンガルーケアやタッチケアを積極的に行っています。
ご両親が安心して赤ちゃんと向き合い、家族の絆を深めていけるよう日々看護にあたっています。
新生児蘇生法講習会
年に2回の新生児蘇生法公認講習会開催に加え、産婦人科助産師を中心に院内勉強会として3か月に1回のペースで非公認ながら新生児蘇生の勉強やトレーニングを継続しています。
産婦人科との連携
毎週産婦人科と合同で妊娠中および出生後の赤ちゃんについての情報交換を行っています。ハイリスク妊娠や合併症があらかじめ分かっている場合、出生前からNICUスタッフがご家族とかかわりを持つように心がけています。
診療実績
当院の統計資料をご覧ください。(こちら)