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心臓血管外科

医師

職名 氏名 卒業年
副院長 名村 理 平成元年卒
部 長 三村 慎也 平成20年卒
医 師 高橋 利典 令和2年卒

(2024.4.1現在)

診療案内

診療内容
当科では「心臓」「血管」の疾患に対して、手術を主とした治療を行っています。
○心臓疾患
 弁膜症、狭心症、他
○血管疾患
 大動脈瘤(胸部、腹部)、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤、他

診療内容
  1. 狭心症
    心臓の筋肉を栄養する血管(冠動脈)が動脈硬化などにより狭くなり、充分な血液が流れないために胸痛、胸部圧迫感を生じます。内科的な薬物治療、カテーテル治療が主ですが、外科的な冠動脈バイパス手術が適している場合があります。当院では循環器内科、麻酔科と合同で検討し、治療法、術式を決定しています。
  2. 心臓弁膜症
    心臓の弁(主に大動脈弁、僧帽弁)がうまく開閉しないため、血液が送り出され難くなったり、逆流して心臓や肺に負担がかかります。弁の狭窄や逆流が大きく、内科的治療で心臓や肺の負担が取り切れない場合、弁形成術や弁置換術を行います。
  3. 閉塞性動脈硬化症
    動脈硬化により動脈が狭窄、閉塞し血流障害をきたします。下肢で起こりやすく、「歩くと下肢が痛くなるが、少し休むと改善する」間欠性跛行とよばれる症状が特徴的です。薬物治療、運動療法が基本ですが、症状が改善しない場合、血行再建術(血管拡張術、バイパス術)を考慮します。高血圧、糖尿病、喫煙などが関与する疾患であり、生活習慣の改善も必要となります。
  4. 大動脈瘤
    心臓から全身に血液を送る太い血管が大動脈です。大動脈が拡張したものが大動脈瘤で、その多くは自覚症状がなく、他の病気の検査中に偶然発見されることがほとんどです。胸部では6cm、腹部では5cmほどに大動脈が拡大すると破裂の危険性が高くなります。破裂した場合、突然死の危険性もあり、救命率は著しく低下します。そのため破裂前の治療が原則となります。開胸や開腹による大動脈瘤切除、人工血管置換術や、血管内治療(ステントグラフト内挿術)で治療を行います。
  5. 下肢静脈瘤
    下肢の静脈弁が機能障害を起こし、血液が逆流、うっ滞して静脈が拡張した状態です。立ち仕事が多い人、女性は妊娠、出産を契機に静脈瘤が出現しやすいと言われています。足がだるい、足がつりやすいなどは静脈瘤の代表的な症状です。また、皮膚症状(かゆみ、痛み、色素沈着)の原因にもなります。治療は弾性ストッキング着用による圧迫療法、硬化療法、手術治療(高位結紮術、静脈抜去術)などがあり、静脈瘤の性状、症状をみて治療法を選択します。
診療情報等の資料・提供について

当院の心臓血管外科では受診された患者さんの診療情報を研究機関に登録させていただくことになりますので、趣旨をご理解のうえ、ご協力をお願いします。

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診療実績
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