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説明同意について

 当院では、書面で正式な説明同意をいただく診療項目と、口頭で説明、同意確認をさせていただく診療項目に分けて、対応させていただいております。以下の診療項目は、医師・歯科医師が立ち会う必要がないものが多く、患者さんへの心身のご負担も少ないものです。また、患者さんの安全確保を目的とした対応、より良い医療のための多職種によるチームの関わり等、診療を円滑に安全に進めるための項目も含まれます。
 下記の診療行為に関して、ご理解のうえ、包括的に同意をしていただきますようお願いいたします。疑問がおありの場合は、担当の医師・歯科医師、看護師、あるいは1階「患者サポートセンター」までお申し出ください。

令和6年5月1日 病院長



新潟県立中央病院における包括同意に含まれる項目

一般項目

 問診、視診、理学的診察、内診(産婦人科医の診察には必ず看護師あるいは助産師が立ち会います)、体温測定、身長測定、体重測定、血圧測定、リハビリテーション、栄養状態の評価、栄養指導、食事の決定


検査・モニター

 血液検査(血管穿刺)、尿検査、蓄尿、痰などの微生物学的検査、検体の病理・細胞診検査、心電図・脈波、肺機能・エコー・脳波・超音波検査・呼吸検査・呼気ガス分析・筋電図などの生理検査、眼科各種検査、耳鼻咽喉科各種検査、X線一般撮影、X線透視撮影、造影剤を用いないCT・MRI、核医学検査、骨密度測定、心理検査、心電図・経皮酸素飽和度測定・動脈圧・呼吸換気・BISモニター・筋弛緩モニター・睡眠センサーなどのモニター、皮内反応検査(パッチテスト、皮内テスト、スクラッチテスト、ツベルクリン反応、最小紅斑量測定など)、アレルギー皮膚テスト、診察室や処置室で行う内視鏡検査(咽頭鏡、喉頭鏡等)、手術・透析・血管造影等を行う場合の、梅毒(トレポネーマ抗体)、B型肝炎(HBs抗原)、C型肝炎(HCV抗体)、エイズ(HIV抗体)の感染の有無を判定する血液検査


処置・比較的簡易な手術

 除毛、爪切り、口内処置(虫歯・歯周病・義歯の検査と治療、口腔ケア等)、各種耳鼻咽喉科処置、各種眼科処置、創傷処置、抜糸、痰等の吸引、酸素投与、尿道留置カテーテル、経鼻胃管カテーテル挿入、チューブやドレーン類の固定、ドレーン抜去、表在性の生検および穿刺(皮膚生検、表在性の膿瘍穿刺等)、ギプス装着・取り外し、湿布処置、ストーマ処置、診察室や処置室で行う簡易な手術(縫合、デブリードマン、皮膚切開、抜釘等)、局所麻酔、急変時(心肺停止時)の蘇生処置


投薬・投与

 通常の投薬、通常の注射(静脈注射・点滴、筋肉注射、皮下注射)、末梢静脈内留置針挿入(点滴ラインの確保)、持続皮下留置針挿入、目的を同じくする 2 回目以降の輸血、酸素投与、*ただし、抗悪性腫瘍薬剤、免疫チェックポイント阻害薬、生物学的製剤、特定生物由来製品など一部の薬剤では個別同意といたします。


 上記の診療行為は一定以上の経験を有する者によって行われますが、それでも時に出血などの合併症を伴うことがあり得ます。こういった場合、合併症の治療は通常の保険診療として行われます。あらかじめ、ご理解いただきますよう、お願いいたします。


服薬内容の伝達

 手術などの処置に出血を伴う場合、普段服用している薬の種類によっては、一時服用を中止しないと手術・処置ができないことがあります。出血を伴う可能性がある手術や処置が予定された時には、服用している薬剤の詳細について、スタッフまでお知らせください。


チーム医療の関わり

 当院では、診療科のほかに、患者さんのケアを充実させるために、必要に応じて、感染対策チーム、栄養サポートチーム、緩和ケアチーム、認知症ケアチーム、褥瘡ケアチームなどが診療に参加することがあります。


学生・研修生や初期臨床研修医について

 当院は厚生労働省が定める指定基準をみたした臨床研修指定病院です。初期臨床研修医(医師)が適切な指導のもと、診療行為に携わっております。また、当院は医療職の育成を担う臨床実習機関でもあるため、学生や研修生等が厳重な監督の下に見学・実習・研修に参加する場合がございます。その際には、ご理解とご協力をお願いします。


宗教・文化

 当院では患者さんの宗教や文化に対し配慮をしておりますが、診療にあたる医療者の性別、宗教食において希望に沿えない場合があります。また、絶対的無輸血での手術や無血の処置は行うことが出来ません。


プライバシー

 許可のないカメラ、スマートフォン、ビデオ等による病院での撮影は、他の方のプライバシーを侵害するおそれがありますので、禁止とさせていただきます。


防犯カメラ

 病院の管理上、カメラを設置しています。その記録は、病院の管理上使用するものであり、外部に公表することを目的としたものではありません。 ただし、裁判所・警察署から法令の規定に基づき依頼があった場合は提供することがあります


調剤薬局等への情報提供について

 薬物療法の安全性向上を目的とした円滑な連携のために、必要に応じて調剤薬局や他の医療機関に対して患者さんの薬歴、副作用歴、臨床検査値、お薬に関する説明内容等の情報を提供させて頂きます。



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