睡眠薬の分類
大別すると、三つに分類されます。
1) 寝付きに効く睡眠薬
2) 夜中に目が覚めない睡眠薬
3) 朝までぐっすり眠れる睡眠薬
精神科医は患者さんから話を聞き、不眠のタイプを聞き、それにあった睡眠薬を一種類か複数を組み合わせて処方します。薬の強さもいろいろあるのですが、顔を見ただけではわからないのでやや弱めの睡眠薬から始めます。顔を見ただけで酒に強いのか、弱いのかわからないのと同じです。
外来新患の約70%位に不眠が見られます。その不眠を改善するだけで他の症状も良くなることがしばしばあります。したがって、不民を改善することは非常に大切なことです。
第8号 2007年4月10日発行